イスラームの終末論とイルミナティ
こんにちは、サデクです。
イスラームの終末論ってあまり知られてないですよね。
ヨハネの黙示録などは有名ですが。
ここではイスラームの終末論から分析した世界情勢をお伝えします
[目次]
1. ハディースに記された終末
・ダッジャールの登場
・ヤージュージュとマージュージュ
2.ダッジャールとされる存在
3.まとめ
1.ハディースに記された終末
・ダッジャールの登場
イスラームの終末論は有名な教典コーランにはあまり描写されていません。
そこには、終末のときにダッジャールと呼ばれる偽救世主が現れるとあります。
彼は赤い肌を持ち、右目は潰れています。
ダッジャールは東方から現れ、多くの人々が彼に追従するようになります。
また、彼はメッカとメディナをのぞく全世界の都市を練り歩くとされています。
彼は「病人を癒す」「死者を蘇らせる」「地球に緑を取り戻す」「食料資源を豊富にする」「太陽を意のままに操る」などの奇跡を起こすことができます。
その姿はさながらイエスのようだと記述されています。
・・・・・・・・・・・。
とても悪魔のすることとは思えませんね。
直感的に考えてみてください。
地球の自然環境を改善し、不老不死を実現し、宇宙技術をも有している。
こんなに人類に利益をもたらす存在が悪魔の王であるはずがありません。
そうです。
彼は実は真の救世主なんです。
ダッジャールが以上のような奇跡を行えば世界は救われます。
現に世界の諸宗教は世界を救えていません。
我々はダッジャールの到来を待ち望むべきなのです。
ハディースはムハンマドの弟子たちが口伝で伝えた内容をまとめたものです。
信憑性にあまりにも乏しいのです。
おそらく、ダッジャールを悪者に仕立て上げ、人類の幸福化を阻止しようとたくらむ者たちが何らかの工作をしたものと思われます。
・ヤージュージュとマージュージュ
イスラムの終末論には、終末の前兆として2体の化け物が登場します。
それが、ヤージュージュとマージュージュです。
この2体は聖書に登場するゴグとマゴグと同一視されています。
2体は崖から駆け下りてきて世界を荒らしまわるとされています。
この2体もダッジャールサイドの存在として描写されています。
つまり彼らはダッジャールによる人類幸福化計画の実働部隊ということです。
ダッジャールが現れるまでの間、世界中に人類幸福化計画の準備網を張り巡らせます。
そして時がきたらダッジャールを呼び起こし、奇跡によって地球を救うのです。
2.ダッジャールとされる存在
彼らこそがダッジャールに値する組織でしょう。
ダッジャールは左目のみを持つとされていますが、イルミナティの象徴のプロビデンスの目も、ホルスの左目が起源です。
また、ダッジャールはキリスト教の堕天使ルシファーと同一視されますが、ルシファーは「光をもたらす者」という意味の名前です。
イルミナティも「黎明結社」という意味があります。
フリーメイソンはイルミナティの実働部隊、ヤージュージュとマージュージュに当たる組織と言えます。
全世界に300万人以上の会員を抱え、世界各地に拠点を設けている様は、世界を駆けまわる2体の化け物のようです。
フリーメイソンのシンボルであるコンパスと直角定規、これは善悪、男女、天地などの2対のものを表しているとされますが、ヤージュージュとマージュージュの2体をも表しているのです。
3.まとめ
ダッジャールは終末に現れる救世主のような存在です。
この支配された世界に終焉をもたらし、新たな世界を創造します。
そのサポートとしてフリーメイソンが動いているのです。
今回はここまで。
また次回お会いしましょう。